那須塩原市(旧黒磯市)の葬儀の豆知識

コロナ禍における家族葬|栃木県那須塩原市

2022年02月09日
医療に関わる皆様へ

昨今のコロナウィルスの拡大により、お葬儀の形式も以前に比べて変化が見え始めました。

基本的な部分は大きく変わっていませんが、より自由度が増し、参列者が絞られた内容になったり、参列する側も控え気味になる傾向があります。
具体的にどのような変化があるのかをいくつかのポイントに絞ってお話しさせていただきます。

葬儀の流れ

前述した通り、流れとしては大きな変化はありませんが、式中の参列者に関してと食事についての変化があります
まず、式中の参列者ですが、一般会葬者は式前の焼香のみ可能で、式場への参列はお断りするケースが目立ちます。
これは、式場内での三密を防ぐために喪家側が参列者を限定しています。以前のように会葬者が多い場合でも、実際に式場内に居る人数はずっと少なくなっています
次に食事【通夜ぶるまいと精進落としの会食】についてですが、栃木県北部の那須塩原市や那須町、大田原市では、感染対策のためその場での飲食そのものを行わないケースがほとんどです。これに代わり、通夜後や葬儀後は、お持ち帰り用のお膳や、ギフト商品をお渡しいたします。
それらをお渡ししながら、そのままご親族を見送り、終了となります。時間的にはかなり短縮されます。補足ですが、この那須塩原市や大田原氏などの栃木県北部においての納棺の儀式では、儀式前にお豆腐とお酒を召し上がっていただき、お身体を清めるという風習があります。

現在は、こちらの風習も感染対策のため実施しないことがほとんどです

ちなみに一部のお寺では、葬儀後のお寺参りも感染対策のために行わなくなったところもあります。

 

コロナ前との比較

上記の通り、式場内への参列に関しての制限を希望する当家様が増えました。式が始まる前までは、式場内へは出入りが自由となり、式場内での焼香が可能ですが、式が始まると、中へ入って着席できるのは【親族のみ】とさせていただいていることが増えました。お食事についても、その場で召し上がるのではなく、お膳や振る舞いのお品をお持ち帰りしていただくことに変化しています。結果、以前に比べて時間が短縮されています。

それと、那須塩原市や大田原市では、大きな変化として、なるべく三密を防ぐために従来の通夜、葬儀を行うのではなく、接触機会を減らすためにすべてを1日で行う【1日葬】を選択する方が増えています。これは、通夜を行わずに1日で納棺の儀式、葬儀を行う葬送の形です。葬儀後は従来のお葬式と同様に火葬、納骨となります。違う部分は、住職の通夜のお勤めがないことです。かかる日数が2日から1日に減るため、心身の負担が減ったり、接触機会を減らすことが可能です。

他にも【火葬式・直葬】と呼ばれる、式自体を執り行わず、火葬のみを行う方も増えてきています。これは、葬儀社によって多少、内容は異なりますが、火葬時間前にお待ち合わせをして、葬儀社のスタッフが特別お別れのお時間や儀式などを行わずに火葬場へお連れして火葬のみを行う形です。火葬場へ向かう前まで(ご安置中など)は、皆さんで自由にお別れしたりすることもできますし、完全に葬儀社に故人様をお預けして、火葬当日に火葬場で待ち合わせの場合もあります。選択するプランによって内容が様々なので、よくプランの内容を把握しておく必要があります。基本的には料金については安価になるケースが多いですが、後悔のないお別れをするためには、よく皆さんと相談してください。

火葬場でも変化が起きています。栃木県北部の那須塩原市や那須町、大田原市では以前は火葬場へ入場できる人数に制限はありませんでしたが、感染状況により10名~20名と制限されております。これは、事前に火葬場へ行く方を決めておかないと親族間でトラブルになる可能性もありますので、しっかりと事前の説明や話し合いをしておく方が良いでしょう。また、以前は火葬時間中にお酒やお菓子、時にはお弁当などを召し上がることもできましたが、現在では指定されたペットボトルの飲み物のみと、制限されています。大きなペットボトルを紙コップで分けて飲むことも禁止されています。

コロナ禍の葬儀や家族葬に参列する場合で気を付けること

施主様が家族葬を謳っている場合などは特に、家族だけで静かにゆっくり送ってあげたいという想いがあるので、参列や焼香をしていけないということではありませんが、コロナの影響も考えて、受付を済ませたら施主様にご挨拶したのち、焼香を済ませてお帰りになる方が施主様にとってご負担にならないでしょう。感染対策的にもあまりロビーなどにも長居しながら、会話しない方が良いです。

あとは、基本的なことで、マスクの着用、入口での消毒と検温、会話をなるべく控えたり、人と人との距離は充分に保つことが望ましいです。

以上のように、コロナの時代となり、以前とは通夜、葬儀を行うことに変わりはありませんが、内容が縮小される傾向となってきています。しかし、しっかりと故人様をお見送りすることに代わりはありません。選択肢が増えている中、後悔のないお別れをするために、事前にどういう形で送ってあげるかをよく考える時代になってきています。今後もコロナの影響により葬儀の形がさらに変化、縮小も考えられますので、事前相談や準備をしっかりと整えておきましょう。

家族葬専用式場つむぎは、最近ではもう主流になりつつある【家族葬】に特化した葬儀場です。現在では家族葬に対する理解はほとんど得られている状況ですが”まだまだ”難しい地域もございます。家族葬を行うことは決して悪いことではありませんし、なによりゆっくりとお別れができたとおっしゃる方の割合は一般葬よりも家族葬のほうが”高い”です。こうすればよかった、あぁすればよかったと思ってしまうお葬式をしないために。つまりは”後悔をしない”家族葬をするためにどうすれば良いか・・・私たち葬儀社と一緒に考えてはみませんか?YOUTUBEのなすの斎場グループ公式chでは家族葬をする際に注意することなども簡潔にまとめておりますので、ぜひご覧いただきご参考にしていただければと存じます。参考になった、ためになったという方は是非チャンネル登録をお願いしたします。

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