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着実な積み重ねでお客様に安心を

主にお客様とご葬儀の打ち合わせをさせていただくプランナーとして働いています。大切なご家族との悔いのないお別れに集中していただけるよう工夫を重ねるうちに、お客様から「月井さんが担当でよかった」といったお言葉をいただけるようになったのは本当に嬉しいです。先日、顧客満足度が全社一位となり、表彰いただきました。三誠には素晴らしい接客を行う優秀なスタッフばかり在籍しているので、自分が特別に接客に向いていると思ったことは一度もありませんが、地道な努力や気配りが実を結んだのではないかなと感じます。後輩たちにも、基本に沿って誠実に取り組めばお客様から必ず信頼を得ることができるのだと伝えていけたらいいと思っています。

人生に寄り添い、支える仕事を

さまざまな仕事を経験してきた私が全く未経験の葬儀業界に飛び込んだのは、父の死がきっかけの一つでした。父の急逝に途方に暮れている中、葬儀会社の方にとても良くしていただいたことが印象強く残っていました。数年後、次のキャリアを模索しているときに真っ先に思い浮かんだのが葬儀の仕事でした。その中で、なすの斎場で働きたいと思ったのは、新しいことにどんどん挑戦していたからです。なすの斎場は社員一人ひとりの「やってみたい」という想いをとても大切にし、能力や過去の実績よりも、意欲を尊重してくれる会社です。ご遺族の方が悔いのないお別れができ、悲しみを乗り越えて前を向く。その変化に寄り添い、立ち会えるのはこの仕事ならではのやりがいだと感じます。

信頼と安心でつながる

現在、なすの斎場「つむぎ那須」という家族葬専用の式場で店長を務めています。私が最も大切にしているのは、何よりもお客様の信頼を得ることです。大切なお葬式を安心し納得してお任せいただけるよう、身内のような安心感のある対応を心がけています。なすの斎場は時代に沿って進み続けている葬儀社で、昔ながらのやり方にこだわらず、社員みんなが挑戦できる環境があります。お客様のお別れの際、担当した自分がピアノを弾いて送りたいという想いを会社に相談すると、数ヶ月間ピアノを習うために音楽教室に通わせてもらえることに。やりたいことに挑戦しているのは私だけでなく他の社員も同様。楽しみながら自分も成長でき、そして結果的にお客様にも還元できていれば幸いです。

『お悔やみ』と『お見送り』

「お葬式には、正解も間違いもない。そして一度きりのもの。何をしてあげてももっとこうすればよかった…と悔やんでしまうから、”お悔やみ”というんだよ」幼い頃、母に教えてもらった”お悔やみ”という言葉。その言葉の意味を理解できたのは、父のお葬式でした。泣きながら書いた手紙を手向けましたが、式を終えても本当に父が亡くなったという実感がなく、今振り返ってみても「父を心から見送ることが出来ていなかったんだ」と、”お悔やみ”の言葉が染み入ります。父の死とお葬式をきっかけにこの葬儀業界に足を踏み入れました。なすの斎場グループの理念でもある「ぼくのおばあちゃんにしてあげたかったお葬式」というご遺族様目線の言葉が深く胸に響いたからです。故人様へ伝えられなかった想いや沢山の感謝をお伝えいただき、ご遺族様の心の中へ”お悔やみ”という言葉が少しでも残らぬよう、お見送りのお手伝いをさせていただいております。

同じ想いをしていただかない様に

家族の葬儀で体験した私の後悔を活かしてお客様のお手伝いをしたいと思い、2022年9月、なすの斎場三誠への入社を決めました。大学卒業後は塾や家庭教師など、教育に関する仕事を長くしていました。いろいろな世界を見たいという考えから、栃木県の企業に転職し、全国でも珍しい民営の刑務所で働いておりましたが新しいことにチャレンジをしたいと感じていました。私は30歳あたりで父親を、その数年後に祖母を亡くしています。どちらのお葬式でもあまりの忙しさで切羽詰まってしまい、式の最中も終わってからも私は一度も泣けなかったのです。「一生に一回のお見送りが、泣く暇もないくらい忙しい形でいいのか」「大切な人の最期をもっと穏やかに見送って、自然と涙を流せるようなお葬式をしたかった」過去に同じような経験をした方私が抱いた想いを、お客様が感じていただくことのないように。誰からも頼りにされるディレクターを目指します。

悔いのないお別れに寄り添いたい

なすの斎場に出会ったのは祖母のお葬式でした。それまでは葬儀社には正直良い印象を持っていませんでした。大切な身内を亡くし、悲しんでいる私達に事務的な対応しかしてくれないのではないかと思っていたのです。ですが、担当者の方は良い葬儀のために家族全員に対して惜しみないサポートをしてくださり、葬儀に対する私の価値観はどんどん変わっていきました。温かい気持ちで祖母を見送ることができ、「この仕事がやりたい」と直感しました。ご葬儀の時間はあっという間です。施行を進める数日間、そして当日の数時間、どうすればお客様方と故人様にとってより良いお別れの時間をつくれるだろうか。いつもそう考えながら仕事をしています。「藤田さん、ありがとう」と名前を呼んで感謝の言葉をいただけると、少しでもお役に立てたと実感でき、嬉しくなります。お客様に対して、今以上に良い関係を会社のメンバー全員で築いていきたいと思っています。