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(メモリアルコーナー)何よりの楽しみ

故人様のご自宅は周りには本当に畑と森しかない、豊かな自然に囲まれた場所でした。

子供たちの多くは結婚して地元を離れていて、残された長男とその奥様がおばあちゃんを支えながら、のんびりと過ごしておられたと聞きました。

 

毎日朝早くから畑へ出向き、手入れを欠かさなかったというとても働き者の故人様、ひたむきに、真摯に取り組んでいたのが「野菜作り」でした。

 

「朝早くから畑に出て、雑草を取ったり、元気がない野菜がないか確認したり、よくやるなと思ってたよ。入院してからはお見舞いに行くたんびに野菜の様子はどうだとか、今年は暑いからトマトが大丈夫かとか、全部ばあちゃんがやってた手入れを代わりにやるのがほんっとに大変だった!」

 

施主様はやっと重責を終えられた・・・そんな表情でお母さまを見守っておられました。

 

そして何より驚きなのは、亡くなったおばあちゃん、この作った野菜は自分では一切食べないということ。

 

「自分では一切食べないのに、近所の人にたくさん分けて、そのために育ててたんだよばあちゃんは」 呆れた、という顔をしながら、家族の皆さんはとてもうれしそうに笑っておられたのがとても印象的でした。

 

 

お葬儀のその時期は野菜がちょうど収穫の時期、そこで私は一つのご提案をさせていただきました

 

「お通夜振る舞いの時に、このお野菜を来てくれた人に食べてもらい、おばあちゃんの最後の味を感じてもらいませんか?」と。

 

少し迷った表情をされた家族の皆様でしたが、口をそろえて「きっとばあちゃんは喜ぶだろうな」そうおっしゃっていただき、通夜振る舞いのお料理に、このお野菜で作ったおしんこや浅漬けを皆さんにお召し上がりいただきました。

 

特に近所に住んでいた親族の方や、組内の皆様には「そうだったな、毎年野菜いっぱい持ってきてくれてたな」「自分で食わねぇのに持ちきれないくらい持ってなぁ」そんな故人様へ愛のこもったお言葉をたくさんいただきました。

 

故人様の何よりの楽しみ、それはきっと自分で作った野菜をみんなに配り、それを食べて笑顔になってもらうことだったのではないか、その時に改めて思うとともに、きっと故人様も、空の上からみんなの笑顔を、嬉しそうに眺めてくれていたと思えるお手伝いでした。

 

 

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