家族葬専用式場つむぎ菜根の西と申します。
先日、当家様のお手伝いをさせていただいたお話でございます。
故人様は、とても甘いものが好きで いつもジュースや洋菓子などを食べていたそうです。
そして、趣味で書いていた書道は、お偉いさんの目に留まり、誰もが知っている、某お菓子屋さんの看板になったそうです。
お打ち合わせの際も、そちらの出来立てのお菓子を持ってきてくださり、ありがたく頂戴いたしました。
そして最後のご対面、お別れ式でございます。
沢山のお花に囲まれ、いつも飲んでいたというピーチネクターを紙コップに注ぎ、お手向けしていただきました。
私からは、最後のお時間に故人様の大好きだった甘い物を、みんなで一緒に食べていただきたいと思い、ケーキのご用意させていただきました。
最期のお時間では、私たちスタッフは少し席を外させていただき、皆様だけのお時間を過ごしていただきました。
この度の当家様、無宗教葬で執り行いました。
本来は宗教宗派様のお勤めをいただき、故人様との告別を行う時間ではありますが、 無宗教葬では、故人様とのお別れの際に、私たちの理念の【ぼくのおばあちゃんにしてあげたかったお葬式】でもあるように、 後悔の無いよう最後のお時間を過ごしていただき、故人様に寄り添い、お見送りをしていただきたいと思っております。
大切な方との最後のお時間をお手伝いさせていただき、誠にありがとうございました。
葬儀担当ディレクター:西 祐輝