つむぐぶろぐ

~きずなを編んで~

2024年07月12日

家族葬専用式場つむぎ菜根の遠藤と申します。
先日お見送りのお手伝いをさせていただいた当家様のお話です。

墨絵での風景画や自画像、大正琴を弾く事、セーターやカーディガンなどの編み物と沢山の趣味をお持ちの故人様でした。

毎年、年賀状は1枚1枚墨絵を描き、数十枚程を親しい友人達に送っていたとお伺いしました。
編み物ではお子様だけでなく、お孫様のお洋服の作成や修正も快く引き受けてくれるほどの腕前だったそうです。

 

お式当日、メモリアルコーナーには、故人様が作った作品が沢山並べられました。
『よく帽子作ってくれたよね』『縫物、編み物といえば何でも任せてたよね』 そんなお話が交わされ、あたたかなお人柄が感じられました。

 

編み物セット

 

沢山のお花、そして沢山の想い鶴に囲まれて旅立たれた故人様
四十九日の旅路を無事に終えることでしょう。

 

この度は、大切な方との最期のお時間につむぎ菜根をお選びいただき、誠にありがとうございました。

 

遠藤来夏

葬儀担当ディレクター:遠藤 来夏