最期まで几帳面な母でした | 那須塩原市(旧黒磯市)の葬儀・家族葬ならなすの斎場グループ

【担当者の竹中より】
突然のお母様の旅立ち、ご遺族様全員、心の整理もつかぬままのお打ち合わせとなりました。
そんな中、施主様がお母様についてお話してくださったお人柄、とにかく写真嫌いで、氷結のシャドルネが大好きで…アテは固い醤油せんべい。優しくて厳しくて本当に几帳面で働き者でした…と。
ご自身の体調がすぐれなかった時も、しっかりと手続きに関する書類をまとめられていたと伺いました。
スライドショー作成の為お預かりしたお写真、働き者のお母様がいつもつけていたエプロン、そしていつも仕事をしながら聴いていたポケットラジオをお預かりし、皆様がお母様を想うお時間を過ごせるようメモリアルコーナーへ沢山飾らせていただきました。

そして傍らには、大好きだった氷結のシャドルネと固い醤油せんべいを。お通夜が終わって、ご自宅へ故人様もお帰りになる時、施主様へシャドルネをお渡しさせていただき、「最期の夜となりますので、良かったら皆様も呑まれてお過ごしください」とお伝えしました。
翌日「久々におふくろとサシ呑みしました」と施主様よりお声をいただき、何にも変えられない大切な最期のお時間を過ごされ、お母様も心より安心されているように感じました。

きっと今頃、あちらでラジオを聴きながらいつものお持たせいただいたエプロンをつけてお仕事をされている事でしょう。