感染症予防を第一に考えながら家…｜なすの斎場の葬儀事例

感染症予防を第一に考えながら家族葬としてのお別れ

• 家族葬専用式場 つむぎ大田原
• 家族葬

新型コロナ感染の影響を受けながらも今は緊急事態宣言も解除になりましたが、まだまだ予防をしっかりしながら過ごす日々です。
今回のお客様は私たちも　感染症の予防に努めながらお手伝いさせていただきました。
受刑者の更生にご協力された法務省勤務の故人様。
長年法務省勤務をされ、定年を迎える年に某刑務所へと人事異動になり受刑者の方達にしっかり更生出来るよう手を差し伸べ、お国の為に頑張ってこられました。刑務所と聴くと怖いイメージがありますが、そんな故人様はとても優しかったそうです。お子様には恵まれませんでしたが、それでも愛する旦那様と電車で旅行に行ったり、外食をされたり楽しかった思い出が沢山ありました。自宅には伺うと、旅行に行かれたお写真、お土産等が飾られていました。思い返すと色々な思い出が甦ってくる、そして故人様の人柄もわかるような気がします。
実際に故人様がお仕事で着てらっしゃった刑務所の制服　帽子を思い出コーナーに展示させていただきました。ご親族様も思い出コーナーの前で涙を流しながら法務省でのお話をされておりました。時には厳しく、時には優しく素敵な旦那様だったそうです。お葬式では中々現実を受け入れられないとおっしゃてましたが、今は少しずつ気持ちも前に進めている気がしますとの事。愛する旦那様が極楽の世界でゆっくり出来るように供養していきますと最後におっしゃっていただけました。それを聞いて、私も安心した気持ちです。今は葬儀の形の変化が目に見えてわかります。縁のある方との別れはとても悲しく切ない事ですが、なすの斎場では、故人様と遺されたご家族様との想いを形にし、これからもしっかりとした供養が出来る葬儀社であり続けたいと思います。