那須町の一般葬と家族葬の違い

2024年07月12日

那須町でお葬式の事前相談をされる方の多いお悩み。

なすの斎場グループの家族葬専用式場つむぎ那須では、お葬式の事前相談を行っておりますが、日々直接のご訪問や電話越しでのご相談、インターネットでの資料請求などで、様々なお客様からのお葬儀の相談を受けさせて頂いております。

様々な内容のご相談がありますが、その中でも近年、特に大きな部分を占めているのが、「コロナウイルス感染対策」です。ここ那須町地域、さらには那須塩原市などでは直接緊急事態宣言が出されるなど、２０２１年度初めは、誰もが「コロナウイルス感染予防」に大きな関心を払っていました。

ですが、那須町のお葬儀の現場では「コロナウイルス感染予防」に付け加えて、もう一つの「大きな不安」を抱えているお客様が多くいらっしゃいました。

そのもう一つの悩みとは・・・・・・

「組内のお葬儀のお手伝い」

那須町の方のご相談ではその多くが「組内のお葬儀のお手伝い」についてのご質問です。

那須町の多くの地域では、農業や酪農を営む方が多く、またご近所同士のお付き合いも昔ながらに深い付き合いをしているという地域が多くあります。

そのような地域では、昔からの風習により、葬儀を「組内」の方のお手を借りて行っていました。

お葬式で組内が行うお手伝い

「組内」の方のお手伝いとして、以前は葬儀道具の運搬や棺の組み立て、お食事の準備など、お葬儀を行う上でなくてはならないものでした。

お葬儀の現場が「自宅」から「斎場」へと移ることで、葬儀の多くの部分を私たち葬儀社がお手伝いするようになりましたが、それでも「組内」の方のお手伝いとして、ご住職の送迎や「帳場」と呼ばれる受付のお手伝い、「ガジバン・トコトリ・タイヤク」と言われる納骨のお手伝いなどで、「組内」の方に協力を頂くことは、今現在まで続いていました。このような形のお葬式は「一般葬」として呼ばれており、那須町地域では文字通り「一般的な」お葬式の進め方でした。

那須町のお葬式では組内の手伝いが減少・・・

「組内」の方のお手伝いも、近年の「コロナウイルス感染予防」を受けて、大きな変化が起きました。

葬儀式場への「密」を避けるために、一般参列者の方の参列を制限するなど、葬儀の規模が縮小化し「家族葬」でのお式を考える方が非常に多くなりました。

「家族葬」では、多くの場合で「組内」の方のお手伝いをお断りし、小さな式場で親族のみでお式を行っております。そこで、昔から「組内」のお手伝いを頂いていた地域では、そのお手伝いを断りづらい、断ってもお葬式をすることができるのか？というようにご相談をされる方が多くなっているのです。

組内の手伝いがなくてもお葬式はできるのか

そういったご相談に対して、私たちは「組内様のお手伝いが無くても、お葬儀を執り行うことができる」ということと、「昔からのお付き合いのある組内様にも、お別れのお時間を」とご提案させて頂いております。

「一般葬」でのお手伝いとして、「帳場」と「納骨」の面で「組内」の方にお手伝いを頂戴していましたが、私たちなすの斎場グループでは、式場スタッフが「帳場」や「納骨」のお手伝いを代わりに行うことができます。親族の皆様だけで、ゆっくり故人様をお見送りできるように、お葬儀のお手伝いをさせて頂いております。ですが、その上で「今までにお付き合いのあった、組内様やご近所様にも、お別れの時間を」とご提案させて頂いております。最近では「お葬儀はお香典を渡して焼香だけ」というように、葬儀の場でのお付き合いが少なくなてきた、という風におっしゃるお客様もいらっしゃいます。私たちは、地域で生きてきた故人様に、皆様でお別れができるような、お葬式をご提案をさせて頂いております。

那須町で組内のいない実際のお葬式例

例を挙げると、事前にご近所の方にご案内を流し、地域の皆様だけ式場にお進み頂いて、故人様のお顔を見てお別れをして頂くなど、「組内」の皆様にもお別れに立ち合って頂くお葬式を執り行わせて頂きました。このようなご希望も、事前にご遺族の皆様と私たち葬儀社、地元の皆様へ深いご理解を頂いた結果、叶えることができたものでした。那須町地域では、このようなお悩みやご不安を抱えている方が多くいらっしゃいます。そのような方も、ご相談に来ていただくことで、ご不安を解消されてお帰りになられていきます。同じ悩みを抱えていらっしゃる方も、一歩、踏み出して、不安を解消しませんか？なすの斎場では事前のご相談をいつでも受けております。事前にご連絡を頂戴できれば、お待たせすることなくご対応することができます。