つむぐぶろぐ

大好きなものに囲まれた、その人らしいお見送り― “好き”があふれる、世界に一つだけの旅立ち ―

2026年07月03日

好きなことには時間もお金も惜しまず、思いきり人生を楽しまれていた故人様。
大好きなキャラクターグッズを集めたり、寺院やお城を巡る旅へ出かけたり、そして、愛してやまなかったBUCK-TICKのライブへ足を運んだり…。

「好き」という気持ちを大切にしながら、自分らしく毎日を過ごされていました。

ご家族様からは、「大好きだったものをたくさん飾ってあげたい」とのご希望をいただきました。

祭壇には、故人様が愛された伊達政宗のグッズをはじめ、BUCK-TICKの雑誌や思い出の品々をお飾りし、私たちスタッフも一緒にお手伝いをさせていただきました。

思い出の品々の展示1
思い出の品々の展示2

祭壇いっぱいに並んだ品々は、まさに故人様らしさが詰まった特別な空間。
ご家族の皆様も思い出話に花を咲かせながら、穏やかな時間を過ごされていました。

お花にも想いをのせて

つむぎでは、「その人らしいお見送り」を大切にしております。
祭壇のお花も、白を基調としたものだけではなく、故人様が好きだった色や、思い出のあるお花、その方のお人柄に合わせた色合いでお作りしております。

今回、お花のお色味についてお伺したところ、
「濃い青と紫が好きでした。」
と、ご家族様がお話しくださいました。

そのため今回は、故人様が愛された伊達政宗をイメージした”政宗カラー”で祭壇と供花をご用意いたしました。

政宗カラーの祭壇1
政宗カラーの祭壇2

深みのある青と紫が美しく映える祭壇は、故人様らしさを感じられる、世界に一つだけのお見送りの空間となりました。

きっと、故人様も微笑みながらご覧になっていたことと思います。

大切なスケッチブックと鉛筆を

故人様は絵を描くことがお好きで、同じ趣味を持つ仲間の皆様と作品を制作し、同人誌なども販売されていたそうです。
祭壇には、ご自身が描かれた作品もお飾りいただきました。

ご本人の作品の展示

キャラクター一人ひとりの表情まで丁寧に描かれており、その完成度の高さから、故人様がどれほど絵を愛されていたのかが伝わってきました。

「漫画家になりたい。」

そんな夢を胸に、高校卒業後は実家を離れ、都内の専門学校へ進学されたとのこと。

子どもの頃から変わることなく、好きなことに真っすぐ向き合われる方だったと、ご家族様がお話しくださいました。

思い出のスケッチブック

ご自宅には、一冊のスケッチブックが大切に保管されていました。まだ白紙のページが残されたまま。
「また描こう。」そんなお気持ちで置かれていたのかもしれません。

ご遺族様から「ぜひ一緒に持たせてあげたい。」とのご希望をいただき、そのスケッチブックと鉛筆をお棺へお納めいただきました。

あちらの世界でも、大好きな絵を自由に描き続けていただけたら…。
そんな願いが込められた贈り物となりました。

皆様の想いを形に

最後のお別れのお時間には、私たちから折り紙をご用意し、ご参列いただいた皆様に鶴を折っていただきました。

一羽一羽に、故人様へ伝えたかった言葉や、感謝の気持ち、これからも見守っていてほしいという願いなど、それぞれの想いを書き添えていただきました。

皆様の想いが込められた鶴は、あちらの世界でも故人様の歩む道を明るく照らしてくれる「想い鶴」として、お棺へお納めいただきました。

一羽一羽に込められた温かな想いは、きっと故人様へ届いていることでしょう。

想い鶴をお納めする様子

故人様が大切にされてきた”好き”と、ご家族の深い愛情に包まれた、かけがえのないお見送りとなりました。


最後の大切なお時間に、つむぎをお選びいただき、誠にありがとうございました。

担当スタッフ
担当スタッフ
紺野 有那

ご家族の想いに寄り添い、その人らしいお見送りをお手伝いいたします。