那須塩原市で直葬の費用を抑えるには | 那須塩原市(旧黒磯市)の葬儀・家族葬ならなすの斎場グループ

直葬の費用を抑えるためには第一に自宅に安置をすること、第二に葬儀までの期間を短くすること、そして第三に葬儀社に事前相談をすることです。

以上の三点を予め準備することで、直葬の費用を抑えて行うことが可能になります。

本記事では直葬についての知識と直葬をお考えの方に、直葬でいかに費用を抑えて良いお別れができるのか。を紹介いたします。

費用を抑える。という言葉は聞き手によっては寂しいかもしれませんが、非常に大切です。この記事を読んで少しでも今後の参考になれば幸いでございます。

直葬とは

近年、核家族化や価値観の変化により、お通夜や告別式を行わずに近親者だけで火葬のみを執り行うお葬式を直葬と呼ばれています。これは、火葬式とも言われていますね。

家族や少数の親しい方だけで行うことが多く、一般の会葬者が来ないため来客者様の対応をする必要も少なく、経済的にも精神的にも負担が少ないのが特徴です。

別荘地が多く、県外から移住されて来る方が多い、この那須塩原市や那須町でも、知り合いが少ない、近所付き合いがない、親戚が遠方である、コロナウイルスが心配などの理由により直葬を選択する方が増えています。また、故人様が生前に自分の葬儀で家族に経済的な負担をかけたくないと思う方も多く、自分の葬儀は、自ら火葬のみを希望される方も増えています。

直葬は毎年増え続け、なすの斎場グループの調査でも那須町、那須塩原市、大田原市で毎年直葬が増えていることがわかりました。

年度	直葬の件数	直葬の割合
2018年	42件	8%
2019年	58件	11%
2020年	79件	17%
2021年	90件	19%

栃木県北葬儀種調査(なすの斎場グループ施行対象者調べ)

直葬の流れ

お亡くなりの連絡を受け、連絡を受けた葬儀社は病院や施設にお迎えに行きます。その後、ご自宅や葬儀会館にご安置します。そのあと、お打ち合わせとなり、火葬の日時や内容を決めます。ここまでは、一般葬や家族葬と同じ流れになります。直葬の場合は、そこから火葬当日までは、皆様だけでご自由にお別れのお時間をお過ごしいただく場合と、火葬当日まで葬儀社が故人様をお預かりする場合があります。お預かりのみで、火葬当日まで面会しない場合もありますので、ご注意ください。ご遺族様が遠方で、当日まで現地に来られないなど、火葬場でお待ち合わせなど様々なケースがあります。特にこの那須塩原市、那須町では、故人様がこちらにおり、そのお子様などが遠方に居るという方が多く、当日にこちらに来るというケースが少なくありません。火葬当日は、火葬時間に間に合うよう、葬儀社のスタッフが故人様を火葬場へお連れして、火葬炉の前でお別れを行い、火葬となり直葬は終了となります。

直葬にかかる費用

直葬のプランでは、主に火葬を行うのに最低限必要なものだけが含まれることが多く、お棺にお手向けするお花などは、基本的にオプション扱いとなり、別料金になります。

プランに含まれるものとして、棺、骨カメ、故人様のお布団、焼香セット、霊柩車、届け出の手続き代行、ドライアイス、会館安置などが一般的です。葬儀社によって異なりますが、ドライアイス〇日分、会館安置は〇日分、搬送料金〇ｋｍまで無料など、数や日数に限りがある場合がありますので、ご注意ください。規定の日数を超えると料金が発生する場合があります。

これらを含めて、那須塩原市の直葬の料金の相場としては、だいたい１０万円から２０万円ほどが料金の目安となります。

ただし、これは火葬のみを行う最低限の費用になりますので、お花や納棺師などを依頼する場合は、３０万円近くなる場合もあります。

実際に費用を抑えるには

安置場所

葬儀社によって違いはありますが、プラン内で故人様を〇日まで会館でお預かりできるというのが一般的です。ただし、規定の日数を超えると料金が発生します。ご自宅にご安置すれば料金は発生しませんので、なるべくご自宅にご安置することをおすすめします。

ドライアイス

一般的にお身体の保全のために１日１回、ドライアイスを当てさせていただきますが、プラン内で〇日分という規定があることが多く、それを超えるとやはり料金が発生することがほどんどです。故人様とのお別れは寂しく、辛いものです。名残惜しいところではありますが、火葬までの日数が長引けば長引くほど、お身体に負担がかかります。その分、ドライアイスも必要になりますので、費用を抑える部分として火葬までの日程を短くすることもひとつです。

会員入会

葬儀社によっては、会員制度を設けているところがあります。葬儀社によって会員特典の違いはありますが、この会員制度は、基本的には葬儀費用を抑えられると考えて間違いないでしょう。事前に葬儀社の会員特典を調べて、会員に入会しておくのも費用を抑える重要なポイントになります。

直葬の注意点

直葬が増えてきていると言っても、まだまだ主流の葬儀形態ではないというのが実情です。家族にも反対する意見の人が居る可能性もあります。直葬をお考えの際は、必ず周りの人に相談しましょう。トラブルに発展する場合がありますので、ご注意ください。特に菩提寺のある方は、ご住職の理解がないと行うことは困難です。お寺の檀家になっていれば、基本的にはお経をあげていただき、戒名をいただくのが通例です。ここを省くというのは一般的ではありません。直葬は、基本的には住職や宗教者の方を呼ばない形式ですので、後ほどトラブルに発展するケースが多くなります。以前から那須塩原市にお住まいの方やご先祖様が居るお家では、ほとんどの方に菩提寺が存在しますので、不明な場合は菩提寺の有無を確認しておくことが良いでしょう。知らずに直葬を行ったあとに菩提寺が発覚したり、菩提寺が聞きつけ、あとからお経をあげたり、お寺のお墓に納骨できないなどのトラブルが実例としてあります。

ですので、菩提寺様にご相談を行うことを推奨いたします。

以上、直葬と、その費用についてのお話しになります。
那須町・那須塩原市・大田原市・矢板市でお葬儀をお手伝いさせていただいているなすの斎場グループです。

私たちは【ぼくのおばあちゃんにしてあげたかったお葬式】を実現するための18のコアバリューを掲げてます。

一家族、一家族の当家様の想いを伺い、お葬式を提案させて頂いてます。

今回は、25歳・女性葬祭ディレクターが体験した心に残るお葬式についてお話させて頂いてます。

私たちの想いを知って頂けたらと思います。

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