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安置施設とは
「安置施設」とは、お亡くなりになった故人様を御通夜や葬儀までの間お預かりさせていただく専用の場所のことをさします。
具体的には「葬儀社の式場」「安置専用室」「冷蔵保管室」など細かく分けると多数ありますが、場合によっては病院などの「霊安室」も一時的に故人様をお寝かせするという意味では安置室と言えます。
安置施設に関しては施設ごとによってどのような見た目、機能がついているかが変わってきます。前述の「安置専用室」の場合だと、葬儀社によってはただ故人を寝かせられるようにしている施設もあれば、なすの斎場のつむぎ大田原や、つむぎ矢板のようにおしゃれな専用室で、打ち合わせなども行えるように広めに部屋を作っている場合もあります。
また大田原や矢板、さくら市あたりではあまり「冷蔵保管室」のように、故人様を冷やした状態で保管しておける施設は珍しいです。これは、やはりまだ矢板市のあたりが田舎の地域で、物理的な部分よりも心情的な部分の方が優先されるからと言えるでしょう。
そもそも「安置」とは何をすること?
一口に安置といっても、じゃあ何をすることなのかという説明は難しいかもしれません。
あくまで地域的な部分も含まれてきますが、大田原市や矢板市では安置=故人様を儀式までの間、ゆっくりとお寝かせしてあげる、ということをさすことが多いです。
ただし細かく明記すると、お寝かせしてあげるだけではなく、その後に枕元に「枕飾り」と言われるお線香をあげる準備(大田原・矢板だと「仏式」に沿った葬儀を希望される方が多いですが、もちろん神式その他の宗教に沿った安置の仕方もお手伝いさせていただいております)や、お体の状態が悪くならないように保冷剤やドライアイスで体を保全させていただいたりすることも含めて「安置」と言います。
なのでこの「安置」は葬儀の規模や、うちは家族葬だから、一般葬だから、直葬だから、ということにかかわらず発生してくるものになります。
つむぎ矢板ではこういった安置に関してもすべてお任せいただいて大丈夫です。
「安置」に関する時代の変化
かつては故人様の安置というと、ほぼ100%自宅へお連れしていました。少しずつその割合は減ってきましたが、やはり矢板市や大田原市の周辺ではまだまだ「自宅で安置したい」という要望をいただくことも多いです。
自宅がダメだという理由は全くありません。私たちなすの斎場、家族葬専用式場つむぎ矢板のスタッフとしても、できるならば一度家に帰らせてあげて、ゆっくり過ごしていただけるようにお手伝いできるのであればそちらの方がより故人様、そしてご家族様にとってよい時間ではないかとも思います。もちろんだからと言ってそうしなければならないというわけではありません。
最近では住宅の事情(安置する場所がない)や、借り家の関係で難しいという場合、物理的に家に入れることができない(間口が狭く入れない)場合などもあり、病院や施設でご逝去されたらすぐになすの斎場や、つむぎ矢板などの施設へご移動させていただくことも多いです。
安置の際の注意点
安置の際の注意点ですが、自宅へのご安置、つむぎ矢板など会館への安置どちらの場合でもやはり第一にお線香やロウソクなどの火の取り扱いには細心の注意が必要です。特にロウソクの火は昨今だと地震の影響で倒れてしまい、火事になってしまう恐れもあります。仏教の考え方であれば本来ずっとつけておくものですが、近年だとお線香をつけるとき以外は消しておいた方が良いともいわれるのでご注意ください。また注意点ではありませんが、最近では渦巻きの10時間近く煙が絶えないお線香もあるので、昔のように「線香番」が寝ずにお線香を継ぎ足しするというのもなくて大丈夫なようになっています。こちらはご安心ください。
そして自宅での安置の場合の注意点ですが、暖房やストーブで故人様のお体が温まってしまうことは非常に良くないです。家族の方にも生活があるので無理をしてまででなくとも大丈夫ですが、極力冬は暖房を控えめに(可能であれば全く使わず)、夏もエアコンはできるだけ絶えずつけておくことが望ましいです。もしそれが難しければ、会館での安置も一度ご検討いただいた方が良いしいでしょう。
また、自宅でのご安置の際のもう一つの注意点ですが、やはり自宅にお悔みでお線香を上げに来るという方は少なからずいらっしゃるかと思います。特に矢板市や大田原市などまだまだ田舎の地域では、地域のつながりも残っていることも多く、たくさんの方が家に来られて大変だった、というお声もあるのでそういった可能性があるということだけは覚えておいた方が良いでしょう。
地域的な安置の違い
大田原市や矢板市では地域的な風習というよりは、物理的にどうかということで安置の場所を決める方が多いです。地域による違いというよりも、街中で「家に安置ができないから」という理由であったり、「マンションで安置ができないから」という理由でなすの斎場の式場に依頼をいただくことは多くあります。もちろんつむぎ矢板も安置に関する設備はすべて整っております。
また東京や埼玉などでは葬儀場ではなく民間の安置施設もありますが、こちらはまだまだ矢板市付近ではあまり見かけないのと、そういった施設の場合かなりしっかりとした設備を整えていることが多いので、費用面で高額になってくるケースが多いです。
そのほか覚えておくこと
万が一の時、どこに故人様を安置してあげるか。もし心配があるのであれば考えておいた方が良いことの一つであります。
また、自宅に安置する場合でもなすの斎場、つむぎ矢板であれば自宅へのご移動やご安置も滞りなくお手伝いさせていただいたり、枕飾り(お線香の用意)などもお持ちしますのでご安心ください。
少し前だと「布団を逆さまにかけてあげなければならない」「出入りは玄関以外の場所から出なければならない」など決まりがたくさんありましたが、近年では「必ずそうしなければならない」というよりはできる限りのところでやってあげようという考え方の方が大きくなっています。例えば布団についても、逆にかけるよりも生きているときと同じようにしてあげた方がきっと落ち着くんじゃないか…という方も多く、通常の向きでかけてあげることも多いです。
時代とともに風習なども少しずつ変わっているところがあるので、その時にできる精一杯のことを故人様にしてあげることが何よりの供養だと、私たちなすの斎場・つむぎ矢板は考えております。
家族葬専用式場つむぎは、最近ではもう主流になりつつある【家族葬】に特化した葬儀場です。
現在では家族葬に対する理解はほとんど得られている状況ですが”まだまだ”難しい地域もございます。
家族葬を行うことは決して悪いことではありませんし、なによりゆっくりとお別れができた
とおっしゃる方の割合は一般葬よりも家族葬のほうが”高い”です。
こうすればよかった、あぁすればよかったと思ってしまうお葬式をしないために。つまりは”後悔をしない”家族葬をするためにどうすれば良いか・・・
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