最近では多く聞かれるようになった「家族葬」という言葉。
一言でいうと「家族・親族のみ、またはそれに準じる近い方のみで葬儀を執り行う方法」といえます。ただしその中でやはり難しいのは、どこまでをさして家族・親族というのかという部分や、何をさして「近い方」と言えるのかというところが少し難しい部分です。
ただしこれはあくまでも決められるのはその葬儀を行う家族なので、とらえ方としては施主やその家族が自由に決めて良い部分でもあります。もちろん私たちなすの斎場、つむぎ矢板では様々な家族葬に対する経験も豊富ですし、家族葬の中でも参列が200人を超えるような家族葬から本当に1人が参加する家族葬もお手伝いをさせていただいたことがあります。
具体的には新聞の掲載や、地域の方への回覧、ご親族の方から問い合わせがあった時の対応など、施主様のご希望に合わせて手配をさせていただいておりますのでご安心ください。
目次
家族葬のメリット
家族葬のメリットとして挙げられる部分は大きく2つあります。
一つが「身体的・精神的な負担の軽減」です。これは以前までのように一般葬(ここでは家族葬ではなく不特定手数の方が来ていただける葬儀、という葬儀の行い方として指します)でおこなうときに比べて・・・ということになりますが、やはり会葬者の数であったり、地域の方への御礼回りなど、人数が小規模になればなるほどこの部分の負担は減ります。
例えば以前のように組の手伝いをいただくときには、その組の方との打ち合わせから当日の挨拶、そういった方たちへ対するお礼や気遣いもしなければならないですし、会葬の方が多くなるとそれに合わせて対応する時間も必然的に多くなります。
こういった部分からいわゆる「気疲れ」して、それが身体的な負担にもつながってくるといわれます。参加する人数の少なさというのは、それだけで身体的、精神的な負担が減るものとなります。
そして2つ目は「費用面の負担の軽減」です。もちろん人数が少なく、家族葬であれば会館も小さな会館が多いので初期費用としても少なくなります。
ただしこれは一概には言えない部分もあるので注意が必要です。例えば香典と香典返しを例に挙げると、香典返しを2500円のもので準備をしている場合、お返しものが10個出た場合は25000円しかかからず、100個出た場合は250000円掛かります。ただしこれを香典(平均5000円)をプラスすると10個→+25000円、100個→+250000円となり、”たくさん会葬者が来た時の方がプラスになっている”ともとらえられます。
単純に「安くしたいから家族葬」とは言えないことも多いのでこのあたりは注意が必要かと思います。
家族葬のデメリット
その中で家族葬のデメリットもやはりあります。
一番私たちがお手伝いさせていただいてるん中で多くお声をいただいたことがあるのが、「情報伝達が不十分だった」という事例です。
やはり家族葬で行う場合、最近では新聞に「家族葬として執り行う」という掲載をすることもできるようになりましたが、以前はそういった掲載の仕方もなく、家族葬=自分たちで来てほしい人に連絡をする、という方法が多かったです。その中で親戚の方から「聞いていない」という話が葬儀後に出たりしたことが稀にありました。こういった部分はやはり注意が必要なことかと思います。
またもう一つデメリットで多くいただくご意見は「行きたいけど行けなかったといわれてしまった」ということです。やはり家族葬といわれてしまうと会葬する方としては「行きたいけど家族葬と言われている方いかないほうがいいのだろう」という考えで、行きたいがいけないという方も出てきてしまうということです。まだやはり矢板市や塩谷町の付近は田舎でもあるので、地域の繋がりが強く残ってもいます。そういった中での家族葬はやはり少し注意が必要になってくるかもしれません。
それでも増える家族葬
それでもやはり家族葬は年々増加の一途をたどっています。2021年には葬儀全体の中で一般葬が初めて過半数を下回ったというデータもありますし、その分家族葬の割合がどんどん高まっているのは事実です。
これは全国平均のデータなので、矢板市や塩谷町ではまだ家族葬というのを控えているという方も多くいらっしゃいます。また、新型コロナウィルスの蔓延で家族葬が加速度的に広まったのは間違いありませんが、今後例えば新型コロナウィルスが落ち着いたからと言って、元のように御葬儀が執り行われるかというとなかなか元の状態に戻るのは難しいといわざるを得ないかと思います。
この家族葬の広まりは今後も続くといわれており、その中でじゃあ今度は「どういった家族葬をしていくか」と家族葬の中でもいろいろな行い方が出てくるという見方もあります。
なすの斎場、つむぎ矢板では皆さんに最適なお手伝いができるようにしていけたらと思いますので、もしお困りなことがありましたらどうぞお声がけいただければと思います。
地域による家族葬の違い
また、地域によってやはり家族葬もやり方が変わってきます。
宇都宮や東京などでは本当に家族葬というと10人以下の葬儀が主となってきます。やはり都会に行くほど核家族化も進み、地域のつながりも軽薄になることからそのようになりますが、矢板市や塩谷町周辺ではまだまだ親族間の付き合いが多く残っていることも多く、家族葬といっても20人以上参加されることも珍しくありません。
そういった中で家族葬専用式場つむぎ矢板は、家族葬の専用式場でありながら、100名を超える参列者にも対応でき、しかも感染症に強い葬儀式場として設計を0から行っております。
ぜひ一度ご見学にもいらしていただければと思います。
家族葬をするための準備
ここまで家族葬についての豆知識を書いてきましたが、それでは家族葬を行うために何を準備しておけばいいのか・・・という部分を案内します。
1つは家族・親族にこの家族葬のことをしっかりとお話をしておくことです。例えば施主は家族葬でしたいがそれ以外の人は一般葬でしたい、意見が割れて争いになってしまう・・・ということが無いように、事前にこういった部分に関してはお話をしておいた方が良いということです。
そしてもう一つは葬儀社の選択です。「家族葬やってます」という式場は最近では多くなってきましたが、その実家族葬はやっているけどもともとあった大きなホールで椅子の数だけ減らしている。という式場や、ただ小さいだけの式場、なども多いです。
家族葬専用式場つむぎ矢板では、矢板市、塩谷町の皆様を中心に、家族で温かく故人様を見送ることができるようにしたさまざまな式場設計をおこない、家族葬のお手伝いをさせていただいております。ぜひどういったところが設計された部分なのかも見に来ていただければと考えております。
栃木県北の那須町・那須塩原市・大田原市でお葬儀をお手伝いさせて頂いているなすの斎場グループです。
私達なすの斎場は、ご遺族様の不安が少しでもやわらぐよう、顔が見える葬儀社を目指しています。
デジタル化が進む昨今。
なすの斎場デジタル室長が、葬儀社のHPの見極めポイントをまとめております。
もちろん「直接内容を聞きたい!」という方はいつでも事前相談をお受けしておりますので、まずはフリーダイヤル(0120-33-8871)にご連絡下さい。
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