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Xの航海日誌

2026年01月12日

航海日誌:Log of “Our Voyage”

航海11日目:最初の嵐

水平線はいつだって穏やかじゃない。 昨日までの追い風は止み、目の前には壁のような高波が立ちはだかっている。

新人だった頃、私はこの波を「避けるべき障害」だと思っていた。だが、今は違う。 この波は、我々が正しい方向に進んでいる証拠だ。 波濤(はとう)を越えるということは、困難を回避することではなく、その揺れの中に飛び込み、自らの進むべき道を見出すことなのだから。


航海42日目:視界ゼロの夜

霧が深い。一寸先も見えない夜、クルーたちの間に不安が広がっている。 地図は持っている。しかし、現在地がわからなければ地図は何の役にも立たない。

そんな時、遠くに微かな光を見た。 それは島ではなく、かつて誰かが遺した古い灯台だった。 その光は「こちらに来い」と言っているのではない。「お前たちはここにいる」と教えてくれているのだ。 私たちは、自分たちがどこに立ち、どこを目指しているのかを再確認した。 独りよがりの情熱ではなく、誰かの道標になること。それが、暗闇を抜ける唯一の手段だ。


航海88日目:壊れた羅針盤

トラブルは続く。船の計器が狂い、磁石が北を指さなくなった。 右へ行くべきか、左へ行くべきか。チームの中で意見が割れる。 「効率」を優先する者、「安全」を優先する者。

私は古い**羅針盤(コンパス)を取り出した。 これは北を指すための道具じゃない。 私たちが「なぜこの旅を始めたのか」という初心(North Star)**を思い出すための儀式だ。 針が揺れるのは、私たちが迷っているからではない。 進むべき価値観を、自分たちの手で決めようとしているからだ。 答えは外にはない。この船の甲板の上にしかない。


最終ページ:次なる乗組員へ

この日誌を読んでいる君へ。

私たちの旅「Over the Waves」は、まだ終わっていない。 私が記したこの「波」「灯台」「羅針盤」の記録は、君たちが直面する困難の答えそのものではない。 だが、君たちが立ち止まった時、必ず助けになるはずだ。

君たちは今、何を見ているだろうか? 目の前の困難(波)か? 目指すべき理想(灯台)か? それとも、揺るぎない信念(羅針盤)か?

船は進み続ける。 君たちの言葉で、この航海日誌の続きを書き込んでほしい。

O.V.