通夜の会食のとき、代表親族は上座に座り、多くの場合そのほかの親族や、組内手伝いの方は下座へとつきます。
これは故人様がいらっしゃる上座の近くに代表親族を座らせ、故人様と一緒に通夜の夜を過ごせるようにするため、と言われています。
これが、葬儀の精進落としの際は、そのほかの親族、組内手伝いの方が上座へと座り、代表親族が下座へとつきます。
これは、精進落としは当日弔問いただいた親族や、式のお手伝いをいただいた組内地域の方へのねぎらいと感謝の意味を表すために、上座に座っていただき、自分たちは下座へとつき会葬者をもてなす、という姿勢からきたものです。