この記事は栃木県那須町、那須塩原市、大田原市の葬儀社なすの斎場グループが書いています。
お葬式のよくあるご質問で、友人葬、生前葬、流産の場合の質問をよく受けることがございます。
目次
①友人葬
友人葬とは、かつては「導師を呼ばずに、遺族や親族、親しい友人などでお送りする葬儀、告別式」という葬送の仕方でしたが、今では主に創価学会の儀式を指すことが多いです。
創価学会の儀式は儀典長と呼ばれる方を中心に、家族の方や学会員の方たちがみんなで葬送の読経を唱えます。
ただし創価学会ではなくても顕彰会など友人葬という言葉が使われることはあるので一概には言えません。
②生前葬
生きている間に執り行う自身の葬儀のことを生前葬といいます。
葬儀といっても宗教者を呼んでお勤めをしていただくということはほとんどなく、実際に行われるときには「感謝の会」や「お別れの会」といわれることが多いです。
生前葬を行うことで、これまでに自分がお世話になった方々や友人に、自身の口でお世話になったお礼などをお伝えすることができます。
ただし生前葬に関してはまだ広く知られているものではなく、呼ばれた際にどのような服装で言っていいかわからないという不安や、人によっては「縁起が悪い」「不謹慎」といわれてしまうこともあるので、行うときには注意が必要です。
③流産・死産の葬儀
あくまで法的な基準になりますが、死産の場合でも亡くなった胎児は「遺体」となります。なので法律に従い火葬をする必要があります。
この場合役所へは死亡届ではなく、死産届を提出することになります。
(妊娠12週以前の場合は死産届けの提出や火葬の必要はありません。)
なお流産(厳密に言うと、妊娠22週以降の赤ちゃんの死産を「流産」という)の中でも、赤ちゃんが誕生した段階で命があり、その後すぐに亡くなった場合は出生後の死亡となるので、出生届の提出も必要になります。
死産の場合の葬儀や戒名の有無については、特にこうしなければならないという決まりはありません。
家族の皆様の気持ちに沿って供養してあげましょう。
死産を含め、この世に誕生できなかった赤ちゃんの魂を供養してあげる「水子供養」を行っているお寺は那須塩原市や大田原市でもいくつかあります。
ご紹介させていただくこともできますので、必要な場合はどうぞなすの斎場までご連絡ください。
他、お葬式の違いについてはなすの斎場グループの別記事にてご紹介しております、下記をご覧ください。