この記事はなすの斎場グループ那須町・那須塩原市チーム、施行部リーダー月井優二が書いています。
お葬式には元々白い服を着ていた?
お通夜や告別式に来ていく服は黒をイメージされると思います。実は黒の喪服や礼服は意外と歴史が浅いのです。
具体的には喪服で黒を着用するようになったのは100年ほど前からだそうです。それ以前では栃木県の那須塩原市はもちろん全国的にも白い喪服を着用していました。白くしていた理由はさまざまですが、死者(死装束)と同じ立場になり死者の不安を和らげてあげるや、同じ姿になり「死」という悪いものを死者の身内の範囲内でとどめておくという意味があったそうです。
また、黒く布を染めるのが大変だったから庶民の間では白い喪服が着られていたとされています。
お通夜・お葬儀には必ず喪服を着ていくの?
現代の葬儀では皆様黒い喪服を着ています。ですがお通夜や告別式に参列する人の立場が違うと、服装も変わります。実際になすの斎場の葬儀に参列された方も参考にしながら服装のマナー、注意点についてご紹介します。
喪主・親族の場合
喪主をはじめ、遺族がお葬式で着る喪服は、参列者よりも正式な服装になるようにします。
喪服には正式礼装(正喪服)、準礼装(準喪服)、略礼装(略喪服)といった格があり、喪主や親族(一般的に三親等まで)などは正式礼装の着用が好ましいです。
では実際はどうなのでしょうか。なすの斎場グループでは那須塩原市、那須町、大田原市で多くのお葬式、最後の時のお手伝いをさせて頂いています。お手伝いをさせて頂いた喪主様ご親族様がマナー通りの正式礼服、男性であれば「モーニングコート」女性であれば「黒無地で光沢のないシルクかウールのワンピース」や「黒無地で染め抜き五つ紋付の着物」を着用している事はあまりありません。
多くの場合、喪主様が男性の場合は準礼装のブラックスーツに黒ネクタイ、女性の場合も準礼装黒のフォーマルドレスなどが多い印象です。ですが葬儀当日のみ和装の正式礼装を着用する方もいらっしゃいます。
子供の場合
子供の場合、制服があるなら制服が一番お通夜やお葬儀に適した服装といえます。
制服がない場合は、女の子なら無地のワンピースやジャンパースカート、男の子ならば白いシャツにズボン、ブレザーなど。色は黒、濃紺、ダークグレーのものを選びましょう。黒であっても、エナメルなど光沢のある素材のものはふさわしくないので避けたいところです。先ほどと同じようになすの斎場のお葬儀に参列されたお子様を参考にしますと、無地の黒や紺などのトレーナーやシャツで参列されるお子様もいらっしゃいます。
洋服以外にもアクセサリー類やバックルの大きなベルト、金具の目立つ靴など、光るものは身につけないほうがよいですね。靴は革靴が望ましいですが、子供ならスニーカーでもかまいません。ただ、子供であっても裸足は避け、黒い靴下などをきちんとはかせましょう。
知人の葬儀に参列する場合
友人、知人の葬儀に参列する場合、中にはスーツでいっても大丈夫なのではないかと考える人もいますが、服装はやはり喪服で参加するのが一番です。格式ですと準礼装の着用となります。男性ですとブラックスーツ、女性ですとブラックフォーマルのアンサンブルやスーツ、ワンピースなどです。喪服が手元になく、突然の訃報で喪服の用意もできないなど、どうしてもやむをえない場合などはスーツなどで代用する場合もあります。知人や友人の葬儀に参列する場合は日中の葬儀ではなく、夕方からの通夜に行かれる方も多いと思います。実際になすの斎場の通夜に参列されるほとんどの方は準礼装の着用をしています。ですが儀式に参列せずにご焼香だけされる場合は平服、仕事終わりの作業着で来られる方もいらっしゃいます。
地域の風習の話
那須塩原のある地域では葬儀当日の出棺の際に、組内と呼ばれる故人様が住んでいたご近所の方々が法被を着てお見送りをするという風習があります。また故人様が地元の消防団に所属していた場合、団員の方々が制服で儀式に参列し、出棺の際は敬礼でお見送りする事もあります。
最後に
お葬式に関する事は頻繁に経験しない分不慣れな人も多く、分からないという人もたくさんいます。しかし故人様への敬意を示すという意味でも、最低限のマナーはわきまえておくことが必要です。
常識がない服装で参列すると、ご遺族様も嫌な気分になってしまう場合があるかもしれません。「訃報をしって自宅にお悔やみにいきたいんだけどどんな服装がいいの?」「三回忌法要だから平服で来てといわれたがよくわからない」など不安に思った際はなすの斎場へご連絡ください。
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