亡くなった故人様は施設で過ごされた時間が長かったそうで、ご家族様からの【何かしてあげたい】という思いはなかなか浮かびませんでした。
そんな中、口数の少ない施主様に、改めて「ばーちゃんを考えた時、何か思い浮かぶ事はありますか?」と伺うと、「そういえば毎日小さなパックの納豆食べてた!」と施主様が仰いました。
そして私はすぐに納豆のミニパック3個入りをご用意し、納棺の時に施主様にお渡ししていただけますか?とお願いした所…「同じ納豆だわ!良かったねばーちゃん!これからも納豆食べてじーちゃんと仲良くね!」とご用意した納豆が同じ物だったことに私は大変驚きました。
そして…だんだんと施主様からばーちゃんへの言葉が出てくるようになり、もう一つ私は施主様にこうご案内しました「こちらの折り紙で、皆さんでばーちゃんに折鶴を折っていただけますか?」と。
折鶴をお渡ししてから儀式までの約1時間…その間になんとばーちゃんの歳の数と同じ90羽が出来上がりました。
お孫様含めみんなで真剣に折っていた鶴。
最後のお別れの時にみんなで「ありがとう」の言葉と一緒にお手向けいただきました。
きっと納豆の糸に乗って沢山の鶴も羽ばたいている事でしょう。
なすの斎場ではご遺族様のお言葉ひとつを大切にし、【こうしてあげたい】というお気持ちを大事にさせていただいております。
なすの斎場グループは”ぼくのおばあちゃんにしてあげてかったお葬式”を理念に、那須町・那須塩原市・大田原市で8会館を運営している葬儀社です。
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