スタッフ紹介

柚木陽介

2022年12月27日
柚木陽介

『後悔のない、悲しめる時間を』

私は以前、刑務施設職員をしておりました。

刑務作業の運営管理が主なお仕事です。一般の企業とは違い、当然の事ではありますがルールがとても厳格でこうした方が良いなど改善があっても変える事がかなり難しく、日々歯痒い思いもしたように感じます。
1000人以上の受刑者や刑務官等、毎日多くの人に接していました。
それぞれの立場により、接し方がかわりますし、更に同じ立場でも接し方を変えなければならない場合もあります。
守秘義務の面を考慮し、毎日が緊張の連続だったように思います。そのおかげで、お客様への対応力が今に生かされていると思います。

私は、すでに父を亡くしています。

その時の葬儀屋さんはとても事務的な方々で、悲しんでいる間もなく、あっという間に色々決めて、あっという間に別れの時間が過ぎ去ってしまいました。

涙の一つも出せなかったのをとても後悔しております。

そんな中で新しい就職先を探しているときに、なすの斎場の『ぼくのおばあちゃんにしてあげたかったお葬式』の企業理念を見た時に、衝撃が走りました。

もっとしてあげたかった、しっかり見送りたかった・・・

そんな気持ちの方が私以外にも沢山いると思うので、本気で寄り添ったお葬式を上げたい、お手伝いしたいと考えました。
しっかりと、悲しめて、感謝の気持ちを込めてお見送りをして頂きたいです。